B山行   坪山   

日時・ランク・天候
 2010年4月15日  B−Bー4  小雨〜小雪  10人参加
コース
8:06上野原駅8:33ーーー9:32八ッ田バス停9:50・・・10:35イワウチワ群生地10:50・・・11:00ヒカゲツツジ群生地11:20・・・11:52坪山山頂12:23・・・13:10休憩13:20・・・14:35びりゅう館14:40・・・14:43学校前バス停14:45−−−15:35上野原駅15:53−−−16:18八王子駅
記事
@ イワウチワ・ヒカゲツツジは見頃
A 雨の時、下山路は大変滑り易く注意が必要。この日、終日小 
   雨でドロンコのうえ滑りやすかった。        
                                                                      
                                  山行記

 上野原駅から飯尾行きのバスで一時間程の八ッ田で下車、冷たい雨が降っている。この辺は「羽置(はおき)の里」といって、平安時代に鶴が羽を休めた場所という「羽置庄」と呼ばれた荘園があったことから由来しているという。

 里山の春は遅く、桜が未だ咲いていた。10時前に出発、鶴川を渡り西ルートをとる。丸太の橋を渡ると鬱蒼とした杉林に入り、徐々に傾斜が増して来る。右側が切れ落ちた所では緊張するが、山道は良く整備されており、要所にはロープが張ってある。ミツバツツジが現れ、足下にイワウチワ、イワカガミが可憐な姿を見せ始めた。前方を行く人から歓声が上がった。淡黄色の薄い花弁に雨の滴を付けたヒカゲツツジがその清楚な姿を現した。次第にその花は数を増し、群生と成って、山頂手前まで続いていた。やがて小雨に霙が混じりはじめ、それが雪に変わる。春山は瞬く間に装いを変えーー、新緑や花弁に雪を落としたりする。
 正午に誰もいない山頂に着いた。淡雪の舞う中での昼食。これもまた楽しかった。風が無く寒さもそれほど感じなかった。

 下山道は落葉樹の中を行く。秋は紅葉が美しいかも知れない。夜来の雨で滑り易い危険なザレ場に差しかかると、リーダーがロープを取り出す。サブリーダーが立木にそのロープをセットしてくれた。お陰で全員無事に難所を通過することができた。悪路に足を取られて時間を費やしたこともあって、帰路に予定のバスに乗車が危ぶまれたが、最後にスパートして、14時43分のバスに間に合った。
 悪天候が予想された中で、この山行を決行して下さったリーダーに感謝します。楽しい一日でした。
 






うまく撮れるかな?


花の中を登る


可憐なイワウチワ


山頂にて


ヒカゲツツジ



下り道